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撚糸機の種類・特長と代表的な繊維製品をご紹介します。
[イタリー式撚糸機]
[ダブルツイスター]
[カバーリング]
[仮より機]
[合撚機]
機械の特長
糸の種類を問わず素材どうしの合糸・複合が容易にできる。
弱撚から強撚まで広範囲の加撚が可能である。パッケージが小さく、機械の取扱いも容易である。
撚糸加工後
合繊糸、絹撚糸、綿撚糸
繊維製品
一般衣料
機械の特長
普通の撚糸機がスピンドル1回転につき1回撚りが掛かるのに対し、ダブルツイスターは2回撚りがかかる高能率の撚糸機である。
現在は原糸パーンを巻き返し(リワインダ)し、強撚糸を製造するものが主となっている。
撚糸加工後
ナイロン・ポリエステルなどの強撚糸
繊維製品
一般衣料(ブラウス)
工業用資材(カーテン、ソファ)
機械の特長
中空スピンドルを使用し、芯糸となる糸を下方より挿入しスピンドル上ボビンから引き出された糸を加撚しながら、この芯糸に巻き付ける。いずれも芯、サヤ糸の構造の撚糸である。
撚糸加工後
カバードヤーン
繊維製品
インナーウェア、パンスト、スポーツウェア
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機械の特長
繊維の熱可塑的な特性を利用した加工であり、糸に巻縮をつけ、かさ高にし、かつストレッチ性をもたす。一般的な撚糸機と違い、基本的に熱セットを一連化(加撚-熱固定-解撚)して熱を加えると元にもどらない性質を応用して得られる。
撚糸加工後
ナイロン(嵩高)加工糸、ポリエステル(嵩高)加工糸、アクリル(嵩高)加工糸、ポリプロピレン(嵩高)加工糸
繊維製品
パンスト、産業資材、スポーツウェア、
アウターウェア(ブラウス、スーツ)
機械の特長
給糸パッケージから引き出された異種、異番手の糸2〜6本を引揃え、リングの周りを走行するトラベラに導き、スピンドル上のパーン又はボビンに巻き取るもので、供給糸のパッケージにとらわれない特徴がある。
撚糸加工後
天然繊維、合成繊維、産業資材
繊維製品
ミシン糸、一般衣料等
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